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私は今まで、遠近両用コンタクトレンズを使う人の気が知れない、と思っていました。あの小さなレンズを近くと遠くで使い分けるなんて、ぜったい難しいと思っていたからです。しかし、ある時をきっかけに、考えががらりと変わりましたね。それは老眼になり落ち込んでいた知人が、遠近両用コンタクト レンズによって、笑顔になったのを見た時です。
彼女は、実年齢は四十代の後半ですが、髪を染めたりお洒落な服を着たりしているうえに、肌の状態もばっちりで、どう見ても三十代半ばにしか見えません。しかし見た目はともあれ身体の中は年に逆らえず。老眼になって、新聞が見にくくなってきたと悲しんでいました。職場では細かな文字を見る多く、そのために視力矯正用の眼鏡を外すことが、年齢を主張しているので嫌だと言うのです。女性ですからね、その気持ちはわかります。
その後、外見の問題の他につけはずしの面倒もあり、彼女は遠近両用眼鏡に変えました。しかしすぐに、遠近両用コンタクトレンズを作ったんです。理由は、眼鏡の切り替え部分が他の人にわかりそうで、それがすご く気になったから、とのことでした。そんなところまで見る人はいないよ、自意識過剰だよ、と笑うことは簡単です。しかしコンタクトにしてからの彼女の変貌ぶり……といっても、以前の明るさに戻っただけですが、それを見ると、絶対にそんなことは言えないと思いました。遠近両用コンタクトレンズが、彼女のコンプレックスをなくしてくれたんだ、と確信した瞬間でした。
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